闇夜に紛れて 密やかに アトリエの扉を開いた 奥には 禁断の美しさが 眠っていた
そこかしこに 艶めかしい絵画が 所狭しと並び 彼女の心は 期待に震え 抑えられなかった
不意に 背後から 甘い声が 囁かれた カオルはそこに いた その眼差しは 私を見透かすような 獣のようだった
欲望の視線が 交錯する 言葉は ただ肌が触れ合う 激しい感情が 部屋を満たし 二人の体を包み込んだ
指が 触れ合うたびに 未知の 感覚が 全身を駆け巡る 吐息が すぐそばで 囁かれた
二人の体は ひとつになり 深く結びつく 時は 止まり 永遠に 思えた
しかし 至福の瞬間も 束の間だった やがて 現実が 彼らを 現実に引き戻した
残されたのは 甘い 記憶と そして後悔 しかし 新たな 欲望が 次の 到来を 待つ
遠くから 鋭い眼差しが 二人を じっと見ていた この物語は まだ終わらない
